2: [道路&交通][のりもの] DMVをふるさと銀河線や札幌市電に
DMVってのはDualModeVehicleの略で鉄道のレールに乗り入れられる車輪を持ったマイクロバスのことで、JR北海道が数年前から熱心に研究・実験している。旧国鉄の3セク「北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線」が基金も取り崩し尽くして存続の危機に立たされていて、道は年度内に存廃を決定するという段階まできているが、ここで存続の道を模索する市民団体がこのDMVの活用を提案している。そして、今朝の道新に出ていたが(web版には出てない)、赤字に転落して老朽化した車両の更新もままならない札幌市電もDMVの導入の検討に入ったらしい。
市は、1両あたり2億かかる車両の更新に比べ1500万円程度のDMVのほうが負担が少なく、レールを敷かなくても路線を延伸できるとして、DMVのメリットを挙げているのだが、実際にどう使ってどう便利になるのか、そのメリットがいまいちピンとこない。
ちほく高原鉄道もそうだけれど、バスにわざわざ鉄車輪の機能を付加してレールに乗り入れることのメリットがよくわからない。バスの柔軟性を鉄道に付加するというのはわかるんだけど、バスには柔軟性というメリットがあるとして、では鉄道側にどういうメリットがあるのかというと、都市部でバスの定時性が失われて困っているようなところでレールに乗り入れて定時性を回復するようなイメージならわかるのだが、ちほくは地方なので渋滞はないし、札幌市電は専用軌道ではなく路面電車で、特に冬は路肩に雪山ができて電車通りは狭くなってクルマの渋滞に巻き込まれるのでそのへんでの意味はないように思う。苗穂駅までルートをとりたければ最初からバス単体で運行すればよいことだし、車両更新のコストを考えるならわざわざまだ技術の確立していないDMV機能を組み込まなくても、鉄車輪だけつけたマイクロバス(要はレールバスですな)にすればいいんでないのかな。環境にやさしくするためにディーゼルエンジンを取っ払って架線から集電してモーターで走る(要はトロリーレールバスってことか?)ようにしてもまだ立派な市電の新車単体よりかなり安いと思うけれど。。。
わざわざDMVにするだけの決定的なメリット、あるのかなあ。わかんないんだよなあ。